虫歯の治療 C0 (初期齲蝕 脱灰歯)

再石灰化を目標に治療をします。初期齲蝕歯、脱灰歯は元に戻せる可能性があります。

【治療法】
■シーラント法
なかのキッズデンタルでは、柔らかい材料のシーラント材を使用します。
硬い材料では乳歯を傷つけ、1部が剥がれてしまった場合、汚れが停滞し逆に虫歯になりやすくなってしまいます。検診時毎に剥がれていないかも毎回チェックする事で長期の虫歯予防につながります!
■フッ素塗布
再石灰化することにより、虫歯に多くのミネラルが吸収されて初期虫歯が治っていきます。
虫歯の治療 C1 (エナメル質齲蝕)

このステージから歯を削って治療します。
C1エナメル質齲蝕では、麻酔をせずに施術できます。
このステージで治療を開始すれば永久歯に影響はありません。

【治療法】
■シーラント法
C0と同じく柔らかい材料のシーラント材を使用します。
硬い材料では乳歯を傷つけ、1部が剥がれてしまった場合、汚れが停滞し逆に虫歯になりやすくなってしまいます。検診時毎に剥がれていないかも毎回チェックする事で長期の虫歯予防につながります!
■CR(コンポジットレジン)
コンポジットレジンとは、光で硬化する歯科用の白い樹脂素材を詰める方法です。
金属に比べて削る量が少なく、色も歯に合わせることができます。
虫歯の治療 C2 (象牙質齲蝕)

象牙質はエナメル質より柔らかいため乳歯は特に進行が早くこの頃から歯が痛み始めます
痛みが出そうな場合、白いプラスチックで埋める前に白いキャップで歯髄を保護します(痛み防止、歯をできるだけ長持ちさせるため)

【治療法】
C2を超えると虫歯が神経に到達するようになります。下記3つの方法で神経を守ります。
■ベースセメント(保険対応)(色は白色)
7日~14日間かけキャップを固め、痛みが無いか確認して、白いプラスチックで上から詰めて治します。
★ドックセメントのように虫歯予防歯質を硬くしたり、無菌化はできません
■ドックセメント(自費診療)(色は薄い茶色→白に変化します)
歯髄に近接する虫歯で柔らかくなってしまった部位を硬く、無菌化することで、歯髄を出来るだけ長く持たせることができます
7日~14日間かけキャップを固め、痛みが出ない事を確認し白いプラスチックをつめます。
■レーザー治療(自費診療)
麻酔をせず、むし歯で柔らかくなった歯質をレーザーで取り除き虫歯の穴を無菌化します。予防的に2のドックセメントを無菌化した穴へ充填し、その日のうちに白いプラスチックを詰めます。
虫歯の治療 C3 (神経に達する齲蝕)

我慢できないほどズキズキしてきます。
痛みを感じる神経に虫歯が到達しています。

【治療法】
■根っこの治療
神経がばい菌に感染しているため、C3より根っこの治療を行います。神経を取った歯の寿命は短くなります。永久歯萌出前に抜けるか我慢出来ない痛みが出てきた場合、抜歯の対象となります。
根っこの治療は最短で4週間かかります。
1週間毎にお薬の種類を変え根っこの最先端までお薬を効かせて腫れないようにします。腫れないようになれば神経に変わるお薬を根っこに入れ白いプラスチックで蓋をします。
虫歯の治療 C4 (顎の骨に膿の袋ができる)

慢性期、急性期を繰り返し、突然痛くなる。夜も眠れないくらい痛い。
歯茎に膿の袋が出来る。噛むと激痛が走る

【治療法】
■根っこの治療もしくは乳歯の抜歯
根っこの治療が出来る場合は歯を残せる場合がございますが、永久歯に悪影響を起こす可能性がある場合は乳歯を抜歯する事がございます。